要約筆記へのモチベーションを維持するには

2022年になったわ、と思っていたら、ひとつきが過ぎ2月になりました。

若いころは時間の経過がゆっくりだった気がするのに、歳を重ねるごとに時間が速く経過するように感じるのはどうしてなんでしょうね。

統一試験近くになると2019年に書いたこちらの記事が急にアクセスアップします。

ここ数カ月は、年度末が近いせいか、はたまた、要約筆記を続けようか悩んでいる方が多いのか、この記事 ↓ がよく見られています。

要約筆記、続けようかな・・・でも、この環境では続けたくないなあと思っているアナタ。

ぜひ、これを読んでご一考ください。

モチベーションを上げる方法なんて「ない」

この記事執筆中は、かなりモチベーションが下がっています。まあ、派遣に行って感謝されたり、褒められると「がんばろー」と思ってテンションが上がりますが、ちょっとしたことがあるのもボランティア活動はつきものです。

いろんな人がいますからね。それはボランティアでなくても、会社でも学校でも同じです。

うずまき

少し休みたいな

と思ったときは、離れてみてもいいのが、ボランティアのいいところです。毎日行かなきゃいけない仕事とは違って。

急にモチベが下がった理由は3つ。



1、仲良しの2人が年度末で活動をやめるから

1人は元々知り合いで、私がこの活動をしていることを知り養成講座を受けた人。

手書きをされていましたが、お互いストレスが溜まるとお茶をして思いの丈をぶちまけていました。

彼女がいたから、ここまで続けられたといっても過言ではないです。

もう1人はパソコンの方で、なんとなく気が合うというか、一緒にいてホッとする方でした。

2人とも引き留めたのですが、いったん決めたことを他人がどうこう言って変えられるものでもないんですよね、こればっかりは。

2、活動続ける意味が分からなくなる

結局、この活動は人の役に立つ、なくてはならないものだけど。

さとす

なんか私、消耗してる・・・?

ということがあるんです。消耗というか疲弊というか。

きっと誰にもあると思います。アナタにもございませんか?

でも、これって考え出したらきりがないんですよね。

少し前に倫理綱領とか接遇とかの話があり「ボランティアする上で非常に大事だから心して云々」って言われるんですが。

そんなとき「うん?」と思うことがあるわけです。行政のかかわりとかも含めて。

養成講座では守秘義務や倫理について徹底的に学びます。それは活動中でもかなり厳しく言われます。

だけど、それをどう捉えるかは個々の違いがあるんですよね。

確かに大事なことだけど、いろんな矛盾点もあるのです。

活動しているとマイナスの方にばかり目が行きがちで言い出したら止まらなくなりそう・・・。

3、相談する人がいない

活動をやめたい理由はさまざまです。

冒頭で書いたように、アクセスが多い要約筆記活動を続けるのはなぜ難しいかの記事では、正直半分くらいしか書けませんでした。

やめる本当の理由は一番は人間関係だと私は思っています。その次に、ボランティア報酬の少なさなどもありますが、コロナになってからは派遣がないといのも挙げられると思います。現場がなければやっている意味がないということですね。

報酬のことは一個人がどうこう言える問題ではないので、ここではあまり触れません。実際に、養成講座ではちゃんと提示されて、それで納得して活動しているんですからね。

ただ、ホームページで報酬を載せている県があり、近県が当県の倍くらいだったことに少なからずショックを受けています。

わん4

たぶん、やってることは同じなのに、なんで?

お金の話ってしづらいですしね。地方は厳しい財政状況なので、どの分野でも赤字だとききます。

そういうちょっとした「モヤッ」としたものを溜めていると、活動に影響がでます。「何のための、誰のための活動なんだろう」なんて自分の中では大きな問題になってきたりして。

また、それを相談できる人がいない。

サークルの役員や先輩に聞いても養成講習のテキストのような模範解答みたいなことしか言われなかったりすると

ぺこりぺこり

言わなければよかった・・・

と思うこともあります。

人間は感情の動物です

この活動はいろんな制限がありボランティアという特殊性からか、仲間内でも本音で話せないこともあります。

人間は感情で生きているので、いくらボランティアをしていると言っても、嫌なことを言われたり、されたりすれば、ツラいものですよ。

人間関係は生きている以上、ついて回るもので仕方ないと思います。

結局のところ、自分をなだめすかせて続けていくしかない。

そう考えると、モチベーションを維持するのは自分次第ってことになります。

せっかく取った資格だから

せっかく勉強して要約筆記者の資格をとったのですから、活動をやめるとその時間や労力が水の泡になります。

やめたいと思うときは、そんなことを考えられないこともありますけどね。

年度が替わり、新人さんが入ってくるとまた空気が一変する可能性もあります。新しい風がふいて、活気づくかもしれないし。

まとめ

資格を無駄にしたくない

資格取得のために頑張っていたころの気持ちは思い出せないかもしれません。

努力して取得した資格ですから有意義に使いましょう。

活動を休止する

資格なんか関係ない、すぐにやめたい、という人は、少し休んでみませんか?

自分自身を向き合うことも大切なことです。

氷川きよしさんじゃありませんけど、心が疲れているのかもしれないし。

少し活動から離れることで、客観的に見えることもあります。あのとき自分が疲れていたせいで感情的になっていたのかも、なんて反省することもあったり。

サークルで休会制度があれば活用しましょう。県や市のコーディネーターが相談員になっているところもあるので、登録更新まで休みたいとか相談してもいいかもしれません。