更新するする詐欺のこれわんです。
「あっという間に師走」って毎年言っているのに、年が明けると振り出しに戻るせいか、一向に反省しません。
今年も同じ。
はぁー。
今日は派遣のときの服装についてです。
私は最近、着る洋服の好みが変わってきて、ギャザースカートやワンピースがお気に入り。
私服はパープル、ピンク、赤、ブルーが多いです
夏は、風通しがいいから涼しいし、冬でもゴムなのでパッと着られ「それなり」に見られるから。
本音をいえば、ゆったりした服は体の線を拾わないからボディーをうまくカバーできるんだよね。
少し前までは、頑張って下着で補正してスリムなパンツをはいていたけど、もうこの歳になると締め付けは苦しいだけなので「楽なのが一番」。
派遣現場での服装はTPOをわきまえて
だけど、派遣現場ではカジュアルな服装やあまりにも派手な色の服装はNGです。
派遣の多くは県ヤ市、行政からの依頼なので、お堅い講演会やイベントが多いです。
時には結婚式や卒業式や入学式のセレモニーもあるので、服装はちゃんとわきまえないといけません。
講演会では、リクルートみたいなスタイルは求められませんが、やっぱり専門分野なので、きちっとした印象が大切です。
主催者から服装の指示は特にありませんが、それ相応の「ふさわしい服装」が求められます。
スーツだったら無難だろうとかではなく、一言で表すなら活動しやすい服装ということです。
私が活動を始めたばかりのころは、技術のこと以外に服装のことで悩んだこともあったっけ。
そーゆーことは講座では教えてもらえない
今振り返ると、手話の方と違って人前に立つわけじゃないから、あまり気にしなくてもよかったんですけどね。
市・県に登録後、封書で送られてきた書類にも服装のことは書いてませんでしたし、サークル入会のときも、服装についての説明はありませんでした。
今も養成講習会修了後にサークルの規約などの説明をするだけで、服装については特に決まりはありません。
要は、社会人なんだから自分で考えてその場に合ったものを、ということなのでしょう。
私はサークルの先輩たちを見て学びました。
式典のような派遣は少しかしこまって、それ以外はまあまあ常識の範囲で、みたいな。
今は、考えるのがめんどくさいので、勝手に「派遣スタイル」を決めています。
ボトムスはファストファッションの黒のスキニーパンツ、上はシャツやカットソーが定番です。
これは私の定番ですが、他のメンバーをみるとスカートだったり、カジュアルな現場はデニムもあります。
10年前ぐらい、仕事の研修で京都へ行ったときのこと。
要約筆記者が3名いたので、休み時間に自然と要約筆記の話になりました。
私、関西で活動中のAさん、中国地方で活動中のBさんでした。
何かで服装の話になったとき、Aさんが
「え? 派遣に着ていく服って黒じゃないの?」と
すごくびっくりしていたんですね。
それを聞き、私もBさんも黒って決められていることに驚きました。
地域が違うといろんな違いがありますね。
手書きさんはスカート厳禁?
一時期、ヒラヒラのスカートにはまっていて、派遣も大丈夫だろうと穿いていったことがあります。
入力中はほぼ動かないから大丈夫と思ったんですが、セッティング(設置や片付け)のときかなり動くんですよね。
しゃがんだりするし、会場によっては壇上からスクリーンの確認したりで、その都度「見えないかな、大丈夫かな?」と気にするのも面倒です。
それ以来、パンツオンリーです。
かつて、手書きがOHPを使っていたときは、筆記者交代のとき移動があるのでスカートNGと言われた人もいたとか。
OHCになった今は、ロールを引き手がガバッと足を広げることもないいため、そこまで指示されることはないようです。
でも、うちのサークルの手書きさんでスカートをはいている人を見たことがないかも。
それを考えるとパソコンは多少、服装の自由がありますね。
パンプスで大失敗
その、「カッコイイスタイルをしたい」という思いが強かったときのこと。
現場にはパンツスタイル、そしてパンプスを履いて行きました。
5センチぐらいのヒールなので、歩くのもそんなキツくないしと思っていたんですが・・・。
某現場でのこと。
そこは何回も行っているところで、下はじゅうたんだからパンプスでもいいだろうと履いていきました。
たまたま、その日は、いつも私たちの机がセッティングされる場所が演者の踊りを披露する場になるから、私たちは壇上の脇で情報保障をしてほしいと言われました。
壇の床は木製で、歩くたびに私のパンプスが「コツコツ」と音をたてます。あの甲高い音はすごく耳障りなんですよね。
木だと響くし、声とかぶってしまうと情報保障ができなくなってしまうので、その日はずっと動かないように気をつけました。
それ以来、二度と現場にヒールのパンプスは履いていかないぞと決め、今は音のしない素材のローヒールか、運動靴と決めています。
一番大事なことは体温管理
要約筆記者は意外と見られていますから服装もちょっと気をつけたいものです。
でも、一番肝心なのは、体調・体温管理です。
服装というよりこれは自己管理の話になります。パソコン要約筆記通訳中に一番大事なのは集中力。そのため、ちょっと環境が変わると集中できなくてうまく入力できないことがあります。
パソコンは入力できなくなったら仕事ができません。
夏のホールで実際にあったことです。
会場内はちょうどいい気温なのに、私たちのいる場所に空調の風が直撃で手が冷たくなってしまいました。
初夏だったので、まだ体温調整は不要かなと思い何も持っていかなかったんですよね。
結局、「寒いなあ」「手が冷たいなあ」ということに気をとられ、うまく入力できなかった体験があります。
要約筆記は「聞くこと」「要約すること」に神経を集中しないとできません。
また、最近はコロナ対策で、冬でも「換気のため窓を開けます」と言って、寒い風で室内が一気に寒くなることもあります。
コンディションをよくして、いつものパフォーマンスを発揮させることが大事です。
冷え性の人は、こういうことを想定してひざ掛けや羽織り物を1枚、持参すると安心です。